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なぞ

<ワカンナイ>

PacketiX VPNを使用したネット対戦

ACNX以降の作品では従来から存在するi.Link対戦モードのほか、イーサネット対戦モードが追加されました。
イーサネット対戦とは、PS2に別売のネットワークアダプターを接続し、
LANケーブルでPS2同士、または『ハブ』を経由してPS2を相互接続することで対戦を実現するというものです。
これにより、インターネット上に仮想的に『ハブ』を設け、そこに接続する形でネット対戦をすることも可能となりました。

今回は対戦手段のひとつとして『PacketiX VPN Client』を利用したネット対戦方法を記します。


[必要なモノ]

PS2+ネットワークアダプター(SCPH-10350)、または薄型PS2
NIC(ネットワークインターフェースカード)
・LANケーブル
PacketiX VPN Client ソフトウェア


[ざっくりとした手順]

1.PS2ネットワークアダプターを取り付け使用できる状態にします
2.お手持ちのパソコンに、NICを増設し使用できる状態にします
3.PS2とPCをLANケーブルで接続します
4.PacketiX VPN Client ソフトウェアをインストールし、設定します


[障壁などの説明]

まず最初の障壁として、PS2専用のネットワークアダプターの入手があります。
これは普通に買うとなると高額商品となってしまっているため、
ネットオークションなどで出されている安価な中古品を買うことを推奨します。

二点目の障壁として、PCに接続するNICの増設です。
信頼性やレスポンスの観点では、パソコンのPCIeスロットに装着するタイプのNICが望ましいのですが、
PCにあまり詳しくない、PCを分解するのはちょっと・・・という方には、
USB接続で使えるLANアダプターがありますので、そちらをオススメします。
実売価格は約1000円ほど。

#PCとPS2をハブを介して接続している環境に関しては 後述しますが、NICを買わずに現在インターネットに接続しているNICPacketiX VPN Clientをインストールした際に作成される仮想NICをブリッジ接続することで『仮想ハブ』に接続して対戦できたという事例があります。(情報提供:二等兵さん)

 

[PacketiX VPN Client ソフトウェアの入手・設定]


ここからは、パソコン側の設定となります。

1.以下のURLを開き、最新の PacketiX VPN 4.0 (Windows 8 対応版) のダウンロードを選択します。
http://www2.softether.jp/jp/vpn3/download/

2.ダウンロードするソフトウェアの選択で『PacketiX VPN』を選択し、コンポーネントで『PacketiX VPN Client』を、
プラットフォーム、CPUでは環境に応じたものを選択してください。

3.PacketiX VPN Clientをインストールします。

4.以下のURLからクライアント設定ファイルをダウンロードしてください
(URLはセキュリティ上の都合により公開していません。 私か、すでに導入済みの方に直接URLを聞いてください!)

5.PacketiX VPN Clientを起動してください

6.接続→接続設定のインポートを選択し、手順4でダウンロードしたファイルを読み込ませてください。

 

7.ウィンドウズキーとRキーを押し、ncpa.cplと入力してOKを選択します。

8.手順7で出てきたウィンドウ内でPS2を接続しているNICと『VPN - VPN Client』をCtrlキーを押しながら選択し、右クリックメニューから『ブリッジ』を選択します。

 

9.手順6で追加された接続先をダブルクリックし、接続します。

 

8.ACNBを起動してVERSUS→VERSUS SETUPでNETWORKを選択、AUTO CONNECTIONを選択します。

たぶんこれでだいじょうぶ。

 

ところでなんでわざわざXLinkKaiがあるのに、このような手順での対戦方法を紹介したのか、というお話ですが、

実はXLinkKaiのサーバは海外にあり、ゲームの操作にかなりの遅延が発生してしまっている事、ゲーム中に接続が途切れてしまい通信エラーになってしまうケースが多いという現実があるからだったりします。 また、Kaiエンジンが環境によってはうまく動作せず、特定の人同士での接続がうまくいかない、などの障害が少なからずあったり、問題点をあげればきりがありません。

その点、今回紹介した方法ではサーバ(仮想ハブ)は国内ですので、操作のレスポンスや安定度に関しては比較にならないほど良好です。 さらにポートの開放などが不要であるため、PCや周辺機器に詳しくない方でも比較的簡単に、安全な接続ができ、導入のためのコストも比較的安価です。 ソフトの操作性という面でみても、直感的に操作できるようにできていますし、すでに設定済みのファイルをインポートするだけで使用できるようにしてありますので、特にハードルとなるところはないでしょう。 メリットはとても大きいので、対戦をやり込んでいる方々には是非導入をご検討いただければとおもいます。

なお、この記事はあくまでこういう対戦方法もあるよって紹介しているだけであり、XLinkKaiからの移行を促すための記事ではありません。

あと注意事項なのですが、XLinkKaiを起動している環境ではこの対戦方法は使用できませんので、必ずKaiEngineを終了してから上記手順を踏んでください。

 

[ブリッジ接続について]

手順8において、ブリッジ接続をする手順を記載していますが、

これを削除する方法を以下に記します。

1.ウィンドウズキーとRキーを押し、ncpa.cplと入力してOKを選択します。

2.手順1で出てきたウィンドウ内に『ネットワークブリッジ』というデバイスが存在するので、右クリックメニューから『削除』を選択します。

→ブリッジ接続が解除されます

 

[PCのチューニング]

今回紹介した対戦方法ですが、レスポンスなどは当然使用している回線速度とPCの性能に依存します。しかし、PC側で設定を行うことで、より良好なレスポンスを得ることできる方法がありますのでご紹介します。

1.以下のURLから設定用ツール(tuneapp)をダウンロードします。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/9990/

2.ファイルを解凍後、管理者権限で『tuneapp.exe』を起動します。

3.カテゴリ欄でTCP/IPを選び、ウィンドウ右側のアダプタ欄から使用中のNIC、およびMAC Bridge Miniportを選びます。

4.ウィンドウ右側の『TCP遅延ACK』の値を2から1に変更します。

5.ウィンドウ下側の『設定反映』を選択しWindowsを再起動してください。

→設定が適用されます

6.念のため、tuneapp.exeを再度起動して『TCP遅延ACK』の値が1になっている事を確認してください。

 

[netshコマンドを使用したチューニング]

Windows Vista以降のWindowsOSでは自動的にネットワークの設定をチューニングする機能が備わっており、最初から有効になっています。

この設定値を書き換えることで、より快適なネットワーク接続ができるようなる可能性がありますので、以下に手順を記します。

1.ウィンドウズキーとRキーを押し、cmdと入力してCtrl+Shift+Enterキーをおします。

コマンドプロンプト画面が管理者権限ででます

2.『netsh interface tcp set global autotuninglevel=normal』とコマンド入力してEnterキーを押します。

→設定が適用されます

 

上記手順では、デフォルトの設定である『normal』としましたが、このパラメータはいくつか種類があり、highlyrestricted、restricted、experimental、そして無効とするdisabledが存在します。 多くの回線では『highlyrestricted』とすることで、ネットワークの速度を引き上げることができる可能性が高いですが、環境によって結果が異なりますので、各設定値を試してみてください。尚、experimentalを選択した場合、極端にwebブラウジングが遅くなったりするケースがありますのでご注意ください。

回線速度の計測には以下のサイトが確実です。

netspeed.studio-radish.com