なぞ

<ワカンナイ>

さらなるオーバークロックの可能性(Skylake/Kabylake)

皆様、オーバークロック(OC)は捗っていますか??

普段ならUEFI-BIOSから色々電圧や設定値を入力し、それで動作確認などを行っているかと思いますが、今日は別の切り口からOCをする方法を紹介します!

それはWindows上でソフトウェアを動かすことで実現するもの。

その名も『Intel(R) Extreme Tuning Utility』(以下XTU)デス。

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名前からはどうせ簡易な設定しかできない、

UEFI-BIOSを直接触れる人には関係のないソフトと思われますが、

実はこのソフトを使うことで、ASUS製メインボードを使用したOCで、

5.2GHz以上の値をUEFI-BIOSで入力すると温度センサーが誤作動を起こし、

強制シャットダウンしてしまう問題を回避することができちゃうのです。

そのほかは一般的なモニタリング機能のほか、

サーマルスロットリング(排熱が追い付かず、CPUのクロックが設定値を下回ってしまう現象)が発生していないかもモニタリングできますので、非常に便利です。

 

使い方はいたって簡単、XTUを起動し、

「Basic Tuning」または「Advansed Tuning」を選び、

UEFI-BIOSで設定していく要領で各項目に設定値を入力、

最後に「Apply」ボタンを押すだけです!

すると、即座に設定が反映されますので、

あとは「Stress Test」や「Benchmarking」で動作チェックをすればOK。

また、ここで設定したものはプロファイルとして保存しておくことができ、

用途に応じて設定が保存できるようにもなっています。

普段はクロックの上限値を控えめにして消費電力などを軽減しておき、

ゲームなどでマシンパワーを必要としたりした場合などは、

プロファイルを切り替えて性能重視にする、というような使い方が手軽にできます。

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 なお、このアプリを使用する上での注意点ですが、

当然UEFI-BIOSでの設定が適用された状態で起動されるので、

例えばOC済みの環境でこのアプリを立ち上げると、

電圧の設定値などが「Default」と表示されていますが、

実際にはUEFI-BIOSで指定した電圧が入力された状態になっています。

つまり、UEFI-BIOSで電圧をCPUの電圧を1.3vとしていた状態で

「Core Voltage」を入力すると、上乗せの値が適用されることになります。

 ですので、ここは好みになりますが、UEFI-BIOSではOCに必要な設定をせず、

すべてこのアプリで完結させてしまうか、

またはUIFI-BIOSの設定と共存させる方法をとることになります。

 

あとはー・・・やはり、即座に設定が反映される都合、

なにか別のソフトを動かしながらこのソフトで設定をするのは、

なるべくならば避けたほうが良いです。

過剰なOCなどにより、OSがフリーズした際、場合によっては

同時に立ち上げていたソフトの設定が壊れてしまう可能性もあります。

 

・・・と留意するべき点としてはこれくらいでしょうか。

ちなみにOCに失敗してフリーズしますと、

このアプリは次回起動時にフリーズした旨を通知してきてくれて、

再設定を促してきます。

その場合、直近に行ったOC設定はクリアされた状態になっているので、

比較的安全にOCが行えます。

・・・こんなところかな!

 

ちなみに私のうちのi7 7700K個体ではキャッシュユニットが若干弱く、

5GHz動作あたりで安定性を失い始めます。

一応電圧を盛ることで5.4GHzでの各種ストレステストなどは通しましたが、

空調の効いた部屋で、CPUもかなり冷やした状態でのテストでしたので、

CPUのコアクロックとAVXユニットを5.3GHzに設定し、

発熱対策で電圧はあまり盛らないようにして、

キャッシュユニットのみ5GHz動作に抑えることで安定性を確保して使っています。

ベンチマークで結果を計測してもほぼほぼ誤差の範囲でしか影響してないようですし、

もしOCでコアクロックが伸び悩む、などの症状が起きてる方は、

キャッシュの倍率を下げてやると色々とおいしい思いをできるかも?